山寺行ってきました。水墨画のような美しい風景に感動!
前から行ってみたかった、
立石寺(通称山寺)
に行ってみました。
ここは有名な俳人松尾芭蕉が
「閑さや 巖にしみ入る 蝉の声」
という句を読んだ場所としても知られています。
行こう行こうと思っていましたが、今までなかなか実行に移せませんでしたが、今回関西に転勤になることで、ついに踏ん切りがついて、行ってみることにしました。
山寺行ってきました。水墨画のような美しい風景に感動!
まずは仙台駅へ
今回は仙台駅を拠点にしました。
立石寺は山形県にあるのですが、仙台空港からのアクセスがよく、東北の観光を兼ねるのであれば、仙台駅に宿を取るのがオススメです。
仙台駅からも1時間ぐらいで最寄り駅までアクセスできます。
快速に乗っても鈍行にのってもそんなに時間は変わりません。
1時間前後でしょうか。車窓からの風景もとてもきれいです。
最寄り駅からの風景
最寄り駅につきました。
最寄り駅からの風景です。
最寄り駅からの風景だけで、その寺がすごく厳しい修行の場所だとわかります。
山寺駅から登山口?までは10分ほど歩きます。一度登り始めると自動販売機などは当然ないので、この辺りでしっかりペットボトルなどを買っておきましょう。
いよいよ階段を登ってきます。
立石寺の看板が見えたら、いよいよ登っていきます。
まず見えてくる階段を登りきると、立石寺の本堂が見えてきます。本堂もかなりの古さです。
ここで一通りお参りをすると、本格的に山の奥に入っていきます。
入る時に入山料?を支払う必要がありますので、お金を準備しておきましょう。
神聖な山の中を進みます。
僕が立石寺を訪れたのは7月だったので、かなりの暑さでしたが、山の中に入っていくと空気が変わります。
体のまわりを包み込むようなうっすらとした冷気を感じました。
何か神聖なものの存在を感じさせる雰囲気がここにはあります。
さらに山頂に行くまでにはこんな標識も。。この山が厳しい修行の地ということがよくわかります。
ついに山頂。
40分ほど山道をすすんでいくと、徐々に道が開けてきます。
すると大きな岩肌が!岩肌が奇妙な感じになっています。そして、しばらく進んでいくと、有名なあの景色が!
神社の中はこんな感じです。
僕が訪れた時は、ちょうど前日の天気がわるく、山に雲がかかっていましたが、それがなんともいえないバランスで山々に配置されていて、まさに水墨画の風景を見ている感じでした。
最後に
松尾芭蕉がこの寺を訪れた際に、
「閑さや 巖にしみ入る 蝉の声」
という俳句を詠んだのは有名な話ですが、実際に訪れてみると、本当にこの句の良さがわかります。
静かでひんやりとした山の中に響き渡る静かな蝉の声。苔むした大きな岩。
この場所にくると、芭蕉の歌がより一層深く感じられることになるでしょう。
東北の一生の思い出になりました。次は冬に訪れてみようと思います。
終わり