どうしてベンチャー企業が新卒採用をするの??
タイトルにも書きましたが、ベンチャー企業が新卒採用をする理由について書いてみました。
少し考えてみれば分かるのですが、ベンチャー企業のイメージとして「少数精鋭」「即戦力」等々のイメージが多いと思います。
ではどうして、教育コストのかかってしまう新卒採用をするのでしょうか?
中途採用をやって、即戦力になる人をとった方が100倍いいと思いませんか?
特に学生の時には分かりませんでしたが、ベンチャー企業が新卒採用をする理由を大きく2つ書いてみました。
就活が終わった皆様は気合いを入れ直すために、これから就職活動を始める皆様は参考にしてみてください!
1、中途では優秀な人材が取れないから。
中途の皆様はよっぽどの変わり者でない限り、「給料がいい」「待遇がいい」会社に行きます。
なぜなら、家族、家のローンなど背負う物が増えているので、自ずと給料が良かったり待遇がいい会社に行くものなのです。
ですので、ベンチャー企業で中途採用で優秀な人を獲得するのは本当に大変です。
そもそも応募が少ないですし、優秀な人材はそもそも会社をやめづらい傾向にあります。
そこで新卒採用になるのですが、新卒採用であれば、大手にもベンチャー企業にも平等にチャンスがあります。
ですので、ベンチャー企業は新卒採用で、中途採用であれば他の大手企業に入ってしまう人材を採用しようとします。
2、新卒はやめづらいから。
ベンチャー企業の労働環境はやはりかなり厳しいです。
夜帰るのも遅いですし、大企業であればシステムでやっている事を、手動でしなければいけないなんてことも多々あります。
普通の人ならやめてしまうところですが、新卒採用で獲得できた人材はよくも悪くも社会に染まっていないので、やめづらいです。
中途採用の人材であれば、待遇や社内の雰囲気等々を前職と比較をしてしまいます。特に中途採用で転職してきた人は前職で大手企業でまあまあの成績を上げていた人が少なくありません。
「稼ぐ仕組みがある」「大手の名前で売れていた」「福利厚生がきちんとしている」というような会社から来た人は、うまく行かなかったときに比較的簡単にやめてしまいます。
一方で新卒であれば、比較対象がないので、わりと従順に会社に染まります。連日の残業やわりとブラック感あふれる仕事にも耐えてくれるのです。
これがベンチャー企業が新卒採用をする大きな2つの理由です。
少数精鋭のベンチャー企業などに就職出来たあなたはポテンシャルはかなりあると思います。ただ、入社してからの厳しい日々も是非覚悟しておいてください。