営業マンもマーケッターも「ウルフオブウォールストリート」を見よう!
4月18日ははじめて、「ウルフオブウォールストリート」を見ました。
あらすじは
学歴や人脈もないまま、22歳でウォール街の投資銀行で働きだしたジョーダン・ベルフォート(レオナルド・ディカプリオ)。巧みな話術で人々の心を瞬く間につかみ、斬新なアイデアを次々と繰り出しては業績を上げ、猛烈なスピードで成り上がっていく。そして26歳で証券会社を設立し、約49億円もの年収を得るまでに。富と名声を一気に手に入れ、ウォール街のウルフという異名で呼ばれるようになった彼は、浪費の限りを尽くして世間の話題を集めていく。しかし、その先には思いがけない転落が待ち受けていた。
(Yahoo! movie!)
てな感じです。
まあ、詳しいことは見てください!営業マン、マーケッターの皆様。変な自己啓発本やテクニック本を読むぐらいなら、この映画を見てください!
営業マンもマーケッターも「ウルフオブウォールストリート」を見よう!
内容について
ベンチャー企業に勤めている方、特に営業がごりごりに強い会社に勤めている方はこの映画がもつ、「金の力」「はちゃめちゃ感」「非現実感」がよく分かると思います。
とにかくめちゃくちゃなんですよね笑、オフィスで酒盛りしたり、金を使ってとんでもないパーティーしたり。。もうここではあんまり書けないようなこといっぱいやっています。
ディカプリオ演じる主人公は結局捕まっちゃうんですけど、それでもお金があるってなんだか夢があるなあということを考えさせてくれる映画です笑
僕の以前の会社でもみんなでどっきり旅行で海外旅行にいったり、オフィスで酒を飲みながら仕事をしたりと、普通の大企業では体験できないような感じのことをよくしていました。
確かに普段はハードワークなんですが、それを何とか帳消しにするためにお金をどんどん使っていくみたいな流れはスゴく楽しいですよ笑、僕はもう体験したくないですけどね。
営業マンもマーケッターも使える!本質をついている映画
でもこの映画、そんなはちゃめちゃなだけの映画ではありません。
ちゃんとビジネス的なことも学ぶことができます。
だって、26歳で年収49億円の人の実話ですから。主人公はビジネスがめちゃくちゃうまい訳です。
なので、この映画スゴく勉強になります。
1、最初のメンターからの教え
ディカプリオ演じる主人公が一番最初にウォールストリートにやってきて証券会社で働きはじめたとき、上司とランチを食べているシーンでこんな感じのやり取りがあります。
上司:顧客のポケットから金を抜き取ることだけを考えろ
主人公:その金で顧客に儲けさせるってことですよね??
上司:そうじゃない笑
みたいなシーンなんですが、これって何となく本質をついていると思います。
結局合法的な手段でお金を抜き取ってるんですよね、商売って笑
だけど、抜き取られた方に、「これなら抜き取られても全然大丈夫」
と思わせたら勝ちなんですよね。
合法的な手段で相手のポケットから出来るだけ多くのお金を抜き取る
ことを考えていけば、自ずと相手に価値を感じさせたりする方向にいきますよね。
2、セールストークを教えるシーン
ディカプリオ演じる主人公が、街のごろつき達を集めて会社を作り、彼らにセールストークを教えている時のやりとりです。
主人公:俺にこのペンを売ってみろ。
ごろつき1:このペンの性能は本当にいい。。
主人公:違う
ごろつき2;名前を書いてください。ペンはありますか??
主人公:そうだ!
てな感じのシーンがあります。
僕の中でこのシーンはかなりいけている感じのシーンなのです。
製品の性能を説明するのではなく、その商品の必要性やなぜ必要なのか?という需要を喚起することが、セールスだ!ということをとてもシンプルに、分かりやすく表しています。
まさしくアップルのCMなんかがそうだと思うのですが、商品の説明などはほとんどなく、アップルの商品をもつとどういうライフスタイルが送れるようになるのか、ということをシンプルに表現しています。
モノの売れない時代には、こういうかたちの「需要喚起型」の営業やマーケティングをしていく必要がありますね。
最後に
劇中に出てくるストーリーはハチャメチャ、ドラックや女といったもう人間の欲望的なところが丸出しの映画ですが、セールスの大事な要素が随所に出てくる映画だと思います。
この映画は、ディカプリオの熱演なくしては出来なかった映画だと思いますが、彼もこの映画のベースになった人物に実際にコーチングや営業研修的なことを受けたらしく、非常にうまいです!
ちなみに、劇中同様この映画の製作には非常にエネルギーとお金がかかったらしく、ディカプリオも「ちょっと疲れたから休むわ!」とこの映画の後には休養をとっているそうです。そのぐらいの彼のエネルギーを感じることができます。
3時間弱と非常に長い映画ですが、見て損なし!必見の映画です!
是非見てください!
おわり