「ありえない」が口癖の人は仕事ができない。
よく誰かのミスにむかって、
「ありえない」
って言う人いますよね。
「あれをするなんてありえない」
よく新人を指導している人なんかで言っている人がいるんですが、結構その人自体が僕は「ありえない」と思っています。
「ありえない」が口癖の人は仕事ができない。
ありえないって人って、自分でまわりに
「私はこのような事態を想定して動くことができませんでした」
って言いふらしているようなもんなんですよね。
誰かにものを頼んで、自分の望むアウトプットにしたいのであれば、ちゃんと認識の差が出そうな部分に対して、しっかりと指示を出すべきだと思います。
それが出来ないのであれば、単純に想像力の欠如、モノを想定する能力に欠けています。
想像できることはすべて起きる可能性があります。
基本科学的な矛盾がない限り、すべての事って起きてしまうんですよね。
特に想定していないような時に限って、いろいろな事が起こります。
僕は前職は小さなベンチャー企業にいましたが、業務をやっていると本当にいろいろな事がおこりました。
- 自分でも信じられないミス
- 誰かが起こすミス
- 想定していなかった事
等々、こんなに問題って起こるんだというような事ばかりでした。
絶対に「ありえない」なんてことはありえません。
「ありえない」とよく口にしているひとは、自分の世界がいかに狭く、自分のものの見方がいかに限られた場所でしか通用しないものだというのを肝に命じるべきです。
自分が考えていることと、他人が考えていることには、確実に差異があります。
何をするにしても、「ありえない」という思考を捨てて、いろいろ指示を出してあげる事が、指示を出す側の最低限のマナーだと思います。
「ありえない」が口癖になっている人は、まず「なんでもありえる」と考えて、丁寧に指示を出してあげましょう。
終わり