ベンチャー企業に行ったら実力がついて選択肢が広がると思っている君へ
僕は学生の時に漠然と、
「ベンチャー企業に行ったら、大手に行くよりも実力がついて選択肢が広がる」
と思っていました。
でも、3年経ってみて、その考えはちょっと偏っていたことに気づきました。間違ってはいないですが。。。
商材や受注スパン、誰向けの営業かで求められる能力は違う
大手にいようが、実力のつく環境はありますし、ベンチャー企業でも実力のつかないベンチャー企業もあります。最終最後は自分次第というところです
ただ、選択肢が広がるということについては、自分が将来どういう方向に進んで行きたいかをよく考える必要が有ると思います。
僕は営業系のベンチャー企業にいて、ネット広告を売ったり、運用したりっていうのをしていて、今は転職活動中なのでスキルの棚卸しをしているのですが、下記のURLが非常に役に立ったので、共有します。転職活動中の人や、これから就職を考えている学生さんには非常に参考になると思います。
営業職のためのトランスファブルスキルを読み解くための4ステップ
http://doda.jp/sales/igyoukai/005.html
これは営業力を
顧客×商材
顧客×受注スパン
という軸でとらえたもの。
これ非常に分かりやすかったです。
これを見ると商材ごとに求められている力が違う事が分かります。ベンチャーと大手にいくので求められる力が違うのです。
ベンチャー企業で求められる営業スキル、身に付く営業スキル
ベストベンチャーを見て見ると、ベンチャー企業で多い業界は下記になりそうですかね。
- IT業界
- 情報サービス業界
- 人材業界
上記業界だと商材特性は基本的には
- 法人×(商材)無形
- 法人×(受注スパン)短期
という形になるのではないでしょうか?
ですので、身に付く力としては、
- スピード
- 行動力
- 柔軟性
- 人間関係構築力
- 細やかさ
- フットワークの軽さ
- 達成志向性の強さ
- スピード感
- 工夫改善能力
- 協調性
- 交渉力
- 突破力
みたいなところでしょうか。
確かにウェブの広告を売ってくる営業には、「市場分析力」「リスク管理能力」「マーケティング力」みたいなところはそこまでコアスキルではありませんでした。
ちなみに各マトリクスにどんな業種が当てはまるかが、下記のURLから分かります。
http://doda.jp/sales/igyoukai/003.html
最後に
「営業力がつけたい」といっても、業界ごとに必要とされる能力があります。
営業力とは色々な能力の総合力ですので、「営業力」と一言で括らずに、自分がどの能力を身につけたいのかを分析してその能力が身に付きそうな商材を取り扱っている業界に行きたいですね!
では!