「成長したい」「スキルをつけたい」ならまず考えよう
就職活動でベンチャー企業に入り、3年ほど働きました。
そこで、「スキル」や「成長」について色々考えましたので、書いておこうと思います。
これからベンチャー企業を受けようと思っている学生さんは是非参考にしてみてください。
1、よく「成長したい」っていう学生さんいるけど、成長ってなに?
就活中に、意識の高い学生さんは必ず「成長したい!」って言ってます。
成長って非常に便利な言葉だと思います。とりあえず言っておけば、「こいつは上昇思考だ」と思ってもらえるのですから。
ただ、自分にとっての成長をしっかり定義しておいた方がいいです。
例えば、
- 会社の飲み会で一気飲みが出来るようになった。
- 人よりも大きな声で挨拶が出来るようになった
- 飲み会で先輩のお酒を上手につげるようになった。
- 上司の機嫌を上手にとれるようになった。
- 書類のチェックがミスなく出来るようになった。
- エクセルの関数が使えるようになった。
というのも立派な成長です。
ただ、自分が思い描く方向とは別の方向に成長してしまっては元も子もありません。
自分が思い描く「成長」と会社が必要とする「成長」は違います。
- 部下を100人持ちたい
- 職人として認められたい
- 会社の数字に強くなりたい
- 将来独立したい
など、まずは自分がどういう方向に成長するのかをはっきりさせる必要があります。
出来るだけ自分がどういう分野での「成長」を必要としているかをはっきりさせて、それが出来そうな所に行く方がいいと思います。
2、スキルを身につけたいです!っていうけど、スキルって何?
では成長する方向が決まったら、今度はスキルを身につける必要があります。自分が望む成長を手に入れるためにはどういうスキルが必要なのかを考えてみましょう。
社会人になってよく言われたのですが、スキルにも2種類あります。
汎用スキルと専門スキルです。
1、汎用スキル
汎用スキルとは所謂、営業、マネジメント、ロジカルシンキング、リーダーシップ等々のどこいっても使うスキルのことです。
汎用性があるという利点がある反面、特に数値化されていたり、テストがあって何点以下はスキルが認められる、といった基準がないので成長を実感しずらいというのがあります。
2、専門スキル
プログラミングや特殊な商材の知識など、その会社でしか使わないようなスキルのことです。
職人さん南下が習得しているイメージでしょうか。専門性が高く知識も体系化されている場合が多いので、勉強すれば成長を比較的実感出来ます。
ただ、会社や業界が変わってしまうと使えなくなってしまう場合が多いので、それまで投資をした時間が無駄になるリスクがあります。
というように、まずは自分にとっての「成長」を定義しましょう。そしてそれに必要なスキルを手に入れましょう。