リクルートのホームページが面白いので一見の価値あり!
企業ホームページ見るのが好きなんですが、その中でも面白かったのが、リクルート。
人材輩出企業と言われるリクルートで、いろんな企業に「元リク」と、呼ばれる人がいて、日本のいろんなベンチャー企業に影響を受けた人達がいっぱいいます。
この企業のマネをしてる企業もたくさんいますが、やっぱホームページ見ると、「リクルートすごいな」ってなります。
リクルートのホームページ面白いな!
一つ目のすごいところは企業文化に関しての説明。
最近だと企業文化などをホームページに企業文化を載せる会社も増えてきました。
リクルートも当然載ってます。
シンプルかつイメージしやすいですね。
僕も前職は小さなベンチャーにいて、リクルートの真似事をたくさんしていましたが、企業文化を定着させるのって本当に難しいんですよね。
トイレに張り紙をはって、常に目につくところに貼っていたりするんですが、数が多すぎて全然頭に入ってこなかったり、社長が押し付けのようにいってきたりするのでなかなか企業文化って定着しません。
この「お前はどうしたい?」という簡単なフレーズはとっても覚えやすく、かつリクルートの「起業家精神」「圧倒的当事者意識」「個の可能性に期待し合う場」というすべての要素を含んでいます。
このフレーズが一つ書かれているだけで、「リクルートとはこういう会社なんだ」ということが簡単にわかるようになっています。普通の会社の人ってほとんど「お前はどうしたい」なんて聞かれたことないですからね。
2つ目のすごいところは「ビジネスモデル」が載っているところです。
企業文化が載っている企業は山のようにありますが、自社のホームページにビジネスモデルを載せている企業ってほとんどないんじゃないでしょうか。
リクルートって「いろいろなことをやっている企業」というふうに考えられがちですが、実は「事業の型」のようなものがあって、その中でビジネスをしているということがわかります。
「リクルートのような企業を作りたい」っといっていろいろなことに手をだして、そのたびに失敗をする企業はたくさんいますが、成功確率が違うのはこういう型に沿って事業を作っているかどうかみたいなところも重要なんじゃないかと思ってます。
しかもそのモデルを堂々とホームページに載せちゃうあたりは、このモデルに対する絶対的な自信を伺わせます。
このあたりは、この本を読むとすごく勉強になるので、興味がある人は是非読んでみてください!
余談ですが、上記本によるとこのリクルートのリボンモデルというのは全社的に浸透しており、役員から新卒の社員まで共通認識としてあるらしいです。
そんな馬鹿なと思って、もともとリクルートの鹿児島支社で1年働いている人に聞いてみたら本当でした笑
3つ目の面白いところは、上記2つの点を更にわかりやすく動画を使って解説をしているところです。
企業文化はもちろんのこと、なぜビジネスをしているのか、ビジネスモデルまでわかりやすく説明をしてくれています。
ホント変わった企業ですよね。普通であれば、ビジネスモデルは「企業秘密」として隠してしまうことも多いのですが、リクルートはガンガン公開していきます。
以上を見てもリクルートが他の企業とは違う企業だということをガンガン感じることができます。
こういった企業姿勢が「優秀だけど日本企業では埋もれちゃう人」をどんどんひきつけ、他の企業と差別化して、更にリクルートをつよくしていくんだと感じました。
リクルートの企業ホームページはとっても面白いので、一度見てみてください!