ベンチャー企業でスゴい人達にぼこぼこにされて気づいた事
僕は新卒で入社をしてから、約3年間ぐらい、小さなベンチャー企業で働いていました。
ただ、小さいといってもそこは当然ながらイケイケのベンチャー企業です。
かなりの猛者みないな人達が大手を捨ててやってくるぐらいの環境なので、ヘッドハンティング会社からしたらよだれが出るような人達が集まっていました。
- 大手3000人中のトップ営業マン
- 同期1000人中トップでのマネージャー昇格
- 最高学府卒のマネージャー
- 最年少役員
などなど、なかかかのパンチの効いた経歴の人たちが集まっていました。
僕はこの中に3年いましたが非常にいい経験だったと思います。
ベンチャー企業でスゴい人達にぼこぼこにされて気づいた事
自分の能力と向き合う事が出来た。
こういう人達と働いていると自分の能力と嫌々でも向き合う事ができました。
超絶にスゴい人達がものすごく努力するのを見ると、やはりこういう人達と同じ戦場で戦うと殺されてしまうから、生き残るためにどこのポジションを見定めて戦おうか、ということを真剣に考えるようになるんですよね。
世の中努力で何でもかなう、みたいな人がいますが、そういう人って
圧倒的にスゴい人
を見た事がまだないんだと思います。
現実を見ながら、進んでいく
20歳を超えてからプロ野球選手になるために一から野球をはじめる人はあんまりいないと思いますし、目指そうとしている人をみたら、「やめとけよ!」と思う人が多いと思います。
ただ、ベンチャーや実社会ではこれを地でいくような人がたくさんいます。
努力をすれば何でもかなう!みたいな人をたまに見かけますが、努力ですべてがかなうほど世の中甘く有りません。ブラック企業の絶好の採用対象です笑
僕も前職でスゴい人達に出会って徹底的に叩きのめしてもらったからこそ、
現実的に考えて、自分が活かせるポジションを取って、勝つ方法を考えよう
と思えるようになりました。
”努力”でカバーできる範囲を見極めよう
圧倒的にスゴい人って、”努力”と”才能”がかけ合わさって、いい循環を生み出していると思うのですが、やはりこの才能の部分って非常に重要で、同じ努力をしたとしても、この掛け合せの部分が1か2なだけで、成果に2倍の差が出てしまうんですよね。
これを取り返すのは人の2倍努力をする必要があるのですが、スゴい人ってそもそも寝るとき以外はずっと努力をしているので、凡人が覆そうにも既に努力に投下するだけのリソースがないんですよね笑
”努力でカバーできる範囲”と”努力ではカバーできない範囲”というものをしっかりと見極めて、”努力でカバーできない範囲”が大きいのであれば、さっと自分の生き残れる場所に行った方がよっぽど幸せです。
自分の能力や才能について、否応無しに気づかせてくれる環境にぶちこまれたことはある意味良かったと思います。”がむしゃらな努力”ではなくて、”ポジション取り”ということが非常に重要なことを気づかせてくれました。
自分の出来る事と出来ない事を意識して、しっかりと地に足をつけて進んでいきます。
最後に
僕は20代でこの経験ができて本当に良かったと思います。
変に30代とかで、「世の中にはスゴい人達がいる!」と気づいてたら、キャリアの狭間にすっぽりと入っていたことでしょう。
まずは自分に出来る事でしっかりと成果を出しながら、地に足をつけて進んでいきたいと思います。