日本からいろいろな国に個人で宣伝出来る時代
以前の職場ではリスティング広告の運用とかをやってました。
リスティング広告っていうのは、よくヤフーとかGoogleの上の部分とか右の部分に出ている広告のことです。
まあ、もはや説明の必要がないぐらい有名ですよね。
地方だとこの枠がまだ広告だと知らない人もいるようですが。
クリック単価が上昇してきているとはいえ、まだまだ個人で、低予算でも出稿可能なこの広告をビジネスに応用している人達は少なくありません。
更に、Googleでは日本に居ながらにして、別の国に広告を出せちゃったりするんですよね。
僕がリスティング広告代理店時代に見た、すげー!と思った事例を2つほど紹介します。
日本からいろいろな国に個人で宣伝出来る時代
1、中古車販売
今アフリカや中南米では日本の中古車の需要がうなぎ上りになっているそうです。
中南米に留学していたときにいろいろなタクシー運転手さんが口々に行っていたのは、
「日本の自動車はリーズナブルな価格で非常に長持ちする」
ということでした。
中古車ですら、日本のものは非常にきれいなので、それをアフリカに持っていって売ろうというビジネスです。
この宣伝をインターネット上からするのですが、日本に居ながらにして、世界30カ国ほどに広告を出稿していました。
時代は既に、東京にいながらにして遠くアフリカの地や地球の裏側にあるブラジルのお客さんにむけて個人で広告を出せる時代に突入したんだなあと、ちょっぴり暑くなった瞬間でした。
2、上海のコーディング会社
先ほどの例とは逆の例を紹介します。
上海のコーディング会社なのですが、日本人向けにアドワーズを出稿して、日本から仕事を取っていました。
価格は日本で頼むと30,000円台、この会社で頼むと6,000円です。
中国の会社で大丈夫なの??
と思われる方もいるかと思いますが、作業は非常に丁寧。
担当の方も中国の方なのですが、日本語は流暢で、メールのレスポンスもすごく早く全くストレスなく対応できました。
外国人が日本の雇用を奪っていく
という話をよく聞きますが、まだ実際に未来の話だと思っている人も多いと思います。
ただ、ベースをインターネット上に置いている企業に関しては、確実にその変化は起きつつあります。
日本人の仕事を外国人やロボットに奪われていく時代は確実に近づいてきているなあと思った瞬間でした。
これは個人にとってチャンスではないか??
逆を返せば個人でも世界を相手に宣伝が出来る時代になってきています。
世界中どこにいても、良い物を届ける事が出来る時代になってきているんですよね。
アイデア次第で自分のプロダクトを世界に届けたりしたりすることが簡単に出来るようになってきました。
皆さんも何かアイデアがあったら、届ける事にかんするコストや手間はどんどん下がってきています。
地球の裏側への可能性みたいなのを考えながら、どんどん考えていきましょう。
逆に今まで仕事を国内で考えていた人は海外からの競合も意識しながらやってきましょー
終わり