【映画】ガンジーを見ました。
ガンジーを見ました。
感想
インド独立の父と呼ばれている「マハトマガンジー」の生涯を描いた作品で、ガンジーが南アフリカで差別を受け、それに立ち向かう為に「非暴力、不服従」を掲げ、人々を巻き込みながらインド独立を目指していく様子が書かれています。
この映画を見て、インドみたいな国をまとめていくのって本当に難しいな、、、って思っちゃいました。
インドへ旅行へ行ったときも、日本語ペラペラのガイドさんが、たまにインド人同士でヒンディー語じゃなくて、英語で話しているときがありました。
「なんでですか?」と聞いてみると、
「南インドの出身の人だからヒンディー語話せないんだよ」
とのこと。
同じ国内の中に、異なる言語、異なる宗教、異なる民族が共存しているインドを一つにまとめていくのは、同一民族、同一言語を話す日本をまとめていくよりも数倍難しいに違いないだろうな。。。とおもいました。
それだからこそ、ガンジーは「非暴力、不服従」という分かりやすいコンセプトを掲げ、インド民族自身での統治という分かりやすいビジョンを掲げて、自らが先頭に立って運動を先導したからこそ、イギリスからの独立を成し遂げたんだなあと思いました。
正しい事を貫くこと、曇りのない志、自らが先頭に立つ覚悟、独立の精神は、すごく学ぶ事が多いと思います。
また、ストーリー以外にも30万人のエキストラを動員して撮影(1つの映画作品に動員したエキストラの最多記録としてギネス記録になっているらしいです!)されたらしいので、映像にリアルティーと迫力があります。
ガンジーを演じたイギリスの俳優ベンキングスレーも、ガンジーを極限まで似せていて、アカデミー主演男優賞も納得の熱演です。
本物
ベンキングスレー
ちなみにこの作品でアカデミー監督賞を受賞した監督さんは、ジュラシックパークで実業家役を演じていた、このおじいちゃんです。
3時間の超大作ですが、是非見てみてください!
また映画の後半ではどうしてパキスタンとインドがどうして仲が悪いのかが分かるようになります。こういった負の歴史もちゃんと知っておきたいですね。