「マッドマックス 怒りのデス・ロード」みました。必見です!
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」見ましたよ。
いやー久々にいい感じのサイバーパンクムービーが出てきたな!といった感じでしょうか。
映画はやっぱりいいですよね。
こう、現実では無いものを見せてくれるというのが映画のいいところであるとおもいます。
そして、この映画の
つべこべ言わずに見やがれ!
感は半端ないですよ!
あらすじ
あらすじは
過去に救えなかった命の幻覚と幻聴に煩わされ、放射能汚染後の砂漠化し荒廃した世界ウェイストランド(荒野)で狂気に侵されているのは世界なのか自身なのか曖昧になる中、生存本能にだけ突き動かされV8インターセプターを駆る元警官マックス。流浪の途上で暴徒の襲撃を受けて捕縛されシタデルという砦に連行、身体を拘束され疾病を患う住人に輸血利用される。そこではイモータン・ジョーを頂点とした「ヴァルハラに導かれる」なる狂信的グループが支配する、潤沢な地下水と屋内農作物栽培を牛耳る社会が築かれていた。そうした最中、ジョーの部隊を統率するフュリオサ・ジョ・バッサ大隊長はジョー一族が受胎出産目的として監禁していた5人の妻たち(ワイブス)の身柄を秘密裏にウォー・リグに搭乗させてフェリオサが生まれた「緑の地」に匿う逃亡計画を3000ガロンのガソリン取引を隠れ蓑に東へと進路を変えて実行に移す。これを知ったジョーは配下を引き連れて追走を開始。マックスはジョーの信徒に常備用「血液袋」として追尾車両に鎖で繋がれワイブス追走の争いに巻き込まれる。
んな感じです。
感想
いやーこういう感じの映画ってストーリー自体は別に普通でいいんですよね。
僕は映画の難しい感じとか知らんですよ。歴史とか知らんですよ。作家性とか知らんですよ。でも、そんなことは置いといて、まず映画は面白いことが一番!
そんなに複雑じゃくてむしろ簡単なぐらいがいいんですよ。
上映時間があっという間に過ぎる映画が最高の映画なんですよ!
世界観の徹底
観客を引き込む映画とそうでない映画の違いって
どれだけ徹底できているか
だと思うんですよね。
乗り物、ディティール、衣装、言葉遣い一つとってもどれだけその作品の世界観をちゃんと伝えられるかというところが重要だと思っています。
ちょっとしたことでこういう世界観って簡単に崩れてしまうんですよね。
安っぽいCGだったり、微妙なアクションシーンだったり。。。
そういった興ざめポイントがちょっとでも出てくると、一気に現実に戻ってしまうんですよね。
だけど、その辺りの世界観の作り込みがもうこの映画は完璧でした!
世紀末感MAX!
いやー本当にいい感じ時の世界観を作っていましたね!
まず、人を人と思わないあたりのことばづかいが非常に良かったです。
主人公のマックスなんかは途中まで、「輸血袋」
赤ちゃんは、「所有物」
牛の採乳をされるかのごとく、太らされミルクを搾り取られる女の人たち。
はたまた妊娠させられ、子供をうまされるためだけに生かされる女たち。
その世界には、「人権」なんて甘っちょろい言葉はありません。
仲間じゃない人間は、モノなんです!家畜なんです!という感じの世界観を徹底して見せつけてくれています。
細部まで作り込まれたディティール
乗り物から登場人物の義手といったところまで、徹底して作り込まれている感じがいいですね!
絶妙なサビの感じと、スクラップ工場から持ってきた感じの工作機械を無理矢理戦闘機械に作り変えてしまった感じの乗り物たちがもうめっちゃカッコイイです!
そこには、「洗練」みたいな綺麗な言葉からは対極にある荒々しさが伝わってきます!
キャストもカッコイイんです
いやーキャストもかっこいいんですよね。
特に義手の大隊長フリオサなんかはめっちゃイイ感じです。
シャーリーズセロンが演じていますが、シャンプーのCMに出てきそうな美しいシャーリーズセロン感はゼロです。
丸刈りの女戦士をイイ感じの荒々しさで演じています。
言われなかったらわからないですよ、シャーリーズセロンって笑
最後に
映画の魅力の一つは
迫力と世界観
ということを再認識させてくれる映画です。
是非見てみてください!上映時間があっという間に終わりますよ!アドレナリン出まくりです!
おわり