芸人さん、バラエティー番組から学べるビジネスに役立つ3つの事
昨今若者のテレビ場慣れが激しいという記事をよく目にします。
僕も家にはテレビがないので、「テレビ離れ世代」になると思います。
特に最近バラエティー番組に対する風当たりがかなり強いと思います。
きわどい企画や、表現等々がすぐにBPOにひっかかってしまう。みたいなことも少なくありません。
ただ、僕は意識的にバラエティー番組を見るようにしています。
インターネットがこれだけ普及してきたとしてもまだまだテレビ番組はメディアの王様です。特にゴールデンタイムを占めているバラエティー番組はその最高峰だと思います。
今日はバラエティー番組をみて、「勉強になるなあ」と思っているポイントを上げたいと思います。
1、場を仕切る能力
明石家さんまさん、くりーむしちゅーの上田さん、バナナマンの設楽さん、ナインティナインの矢部さん、スマップの中居君、有吉さんなどなど、テレビの司会者をしている人の「場を仕切る能力」というのは、すごいです。
雰囲気を察して場をまとめ、ユーモアを持って場を盛り上げ、スムーズに物事を進行していく。人から面白い話を引き出す」というスキルはマネージメントをする時には欠かせないスキルです。
この「場を支配するスキル(※ONE PIECEでいうところの覇王色の覇気でしょうか)」があれば、正直どの組織に入ってもやって行けると思います。
芸人さんの中でも、長い間活動できて、テレビの出演本数が多い人はこの能力に長けている人が多いと思います。
「場を仕切る能力」は確実に汎用性が高い能力なので、売れている芸人さんの仕切りの能力を見れるのは確実に勉強になります。
2、流れをよんで、与えられたものを素早く出す能力
バラエティー番組はある種の流れがあると思います。
みんなが期待している場面で期待されているギャグを瞬発力よく出せる人は、やはり笑いも取れます。
会社にいたときもそうでしたたが、全体の話し合いの中である程度「期待されている答え」というものがあります。
それを読んであえて外す人も中にはいましたが、基本的には「期待されている答え」を言える人は仕事ができましたし、意識をしていないのに「期待はずれな答え」を出してしまう人は、どうしても残念な人の感じを出していました。
芸人さんの流れを読む能力というのは非常に参考になります。どこでどういう発言をしているのかを観察してみてください。
3、プレゼンテーション能力
一発屋にならない人の特徴は、「プレゼンテーション能力」がある事だと思います。
アメトークなどを見てみると、面白いと思った話をいかに相手に伝えるのか、というところがうまい芸人さんは確実に売れています。
企業に入ったとしても、商品をうまくプレゼンテーション出来る人は確実に生き残っていけると思います。
最後に
バラエティー番組は一切見ないという人も世の中には存在しますが、やはりどこか固くて取っ付きづらいというのが印象です。
社会は知識だけでは回っていかないので、バラエティー番組を「汎用スキル」を盗む場だと思って見てみてください。