イチローの契約も営業の契約もフローは同じ
ご存知の方も多いと思いますが、イチロー選手がマーリンズと契約をしましたね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150129-00010006-fullcount-base
これが非常に前職でよく言われていた営業の極意と似ていたので、書かせてもらいました。
イチローの契約も営業の契約もフローは同じ
僕の前職で営業の出来る人は常にこの事を意識していたと思います。
それは「懸念点を消していく事」です。
営業をする人は最初にスクリプトを読み込む等々の事をすると思いますが、基本的になぜ覚えるかというと、相手の懸念点にうまく返答できるようにするためです。
記事の中でイチロー選手は、
「一番遠い場所で、情報も最も少ないチームの1つでした。でも、そうやって実際にお話をいただいて、いろいろなことを聞いていくと、こういう時ってマイナス要素をまず挙げていって、それがクリアできるかどうか考える。
(wikipedia)
契約前のイチローにはこのように懸念点が多く合ったと思われます。
具体的には
- 背番号51
- ウエイトのマシンを置けるスペースがある
- 自分の体重をコントロールできる場所である
といった具合にこれだけは譲れない条件というのが数多くあったのです。
マーリンズはこれに対して、おそらくはヒアリングを行い、イチローの活躍期待値などと照らし合わせて、最終的にこの懸念をすべて払拭したのでしょう。
イチローも
それがすべてクリアになった。そうすると、この話に対してノーという理由がなくなるということですね。
と語っています。
このフローがまさに前職の営業のマニュアルと全く一緒でありました。
つまり
- 懸念点を洗い出す
- 懸念点をつぶしていく
- 相手がノーと言う理由がなくなる。
という感じです。
このパターンさえ覚えておけば、基本的には営業や交渉といったいろいろな場面で使えると思います。
最後に
記事で書いてあるイチローの発言の中に、「ノーという理由がなくなる」という発言があり、前職でも同じ事を言っていたなと思い、記事を紹介してみました。
家を売るのも、広告を売るのもすべてはこの事に通じると思います。営業とかやってる皆さんは是非参考にしてみてください。