はじめて同行して分かった、小さい会社と大きな会社の営業スタイルの違い
4月6日にはじめて同行をさせてもらいました。
僕は営業職ではないんだけど、まあ、現場をしるという意味でちゃんと同行して、空気感やどういった営業をしているかという事を勉強する事は大切だなということで、同行して学ぶ事にしました。
結論からいうと、結構ギャップがあって、発見の連続でした。
ちょっと書いてみます。
概要
はじめて同行して分かった、小さい会社と大きな会社の営業スタイルの違い
ちなみに前職と今の職種の違いはこんな感じです。
1、以前の会社 30人ぐらい
営業先:中小企業や個人事業主。基本的には決済者。
2、今の会社 3000人ぐらい
営業先:中小企業〜大企業。人事担当者または決済者
というスタイルの違いです。
前職の営業スタイル
基本的には、即日行ってその日に決めてくるというのが、”一番理想とされている形”でした。
なので、特に関係部署なんてことは考える事なく、決めればとにかく正義!という感じでした。
それに対して人数が多い会社だと、契約書を交わしたからといって、サービスのクオリティーに不満が出るような事があると、それこそ相手の業界すべてに悪影響になってしまうので、しっかりと慎重に物事を進めていく必要があります。
他にも関係部署や他の部署がすでに取引をしている場合などは、ゴリゴリ営業してしまうと、他部署の商品まで解約になってしまう可能性があるんですね。
とりあえずアカウントを開くことが重要なベンチャーの営業と、慎重に進める必要がある大手の営業というふうな感じでしょうか。
企業が大きくなると、考えなければいけない要素が多い。
よくベンチャー企業の説明会なんかを見ていると、「自分の裁量で!」みたいなフレーズが多いですが、これは当然っちゃ当然の話で、社会的な影響力も小さくて、取引先の企業も社会的に影響力が小さい企業さんがほとんどですが、大企業が相手にする会社はやはり規模も大きくなってきます。
そうなると、自分のアクションに対する影響力のことについていろいろ考える必要があります。
そういう気配り的な部分に関してはやはり体験しなければ分からない部分だと思います。
やっぱり両方経験してはじめて分かる事もある。
ベンチャー企業に新卒で入ってくる人の中には
大手だとスキルがつかず、ベンチャーだとスキルがつく
という感じで入社をしてくる人がいますが、そんな事は全くありません。
大手でもスキルは身につきますし、ベンチャー企業でもスキルはつきます。
ただ、求められていることがそもそも違うので、全く別のスキルが身に付くようになります。
感覚として、将来自分で事業をしたい!という人は、ベンチャーへ。
社長は微妙だけど役員ぐらいは目指したい!という人は、大手を経験した方がいいと思います。
正直先のことなんて分からないので、経験できるのであれば、両方経験した方がいいんじゃないでしょうか?
向き不向きなんてやってみないとわかりませんからね!
おわり