履歴書が手書きでなくなると就職格差が更に広がりそう
履歴書の電子化って最近進んできていますよね。
僕も履歴書を1カ所間違えただけで何度も書き直すのが面倒なタイプだったので、履歴書は早く電子化してほしいなと思っています。
堀江貴文さんも、Twitterで、
てな感じの発言をされていて、一時期話題になりました。
ただ、世の中には履歴書は手書きじゃなきゃやだ、という人がいるのも事実です。
手書きの履歴書からやる気が伝わってくる的な理由が大半だと思います。分からなくはありません。
恐らく履歴書を書く側からすると、手書き履歴書って早くなくなってほしいと思う人が大半だと思います。
僕も手書き履歴書はなくなってほしい派です。まあ、時間をかけて書く意味はないですね。
今回は手書きの履歴書がなくなる事によって、どんな変化が起こるかを予想してみました。
履歴書が手書きでなくなると就職格差が更に広がりそう
手書きの履歴書がなくなるとどうなるのか
手書きの履歴書がなくなるとどうなるのか。
僕は「企業へのエントリー件数」と「就活/転職格差」が大きくなると思っています。
企業へのエントリー件数の増加
企業へのエントリー件数は増えると思います。
手書きでの履歴書の作成って面倒じゃないですか。
ですので、一定の割合でやる気のない候補者をふるいにかける効果が有ると思っています。
誰でも経験有ると思うのですが、適当にうけるかーと思ってエントリーしてみたものの、面接に進むまでのステップで面倒な宿題を与えられてしまい、特に志望度もたかくなかったので、選考を辞退するみたいな。。
不真面目な僕はありました笑
そのハードルが履歴書の電子化またはワープロOKで取り払われる事によって、エントリー数は伸びると思います。
いろいろな会社に書類を送りやすくなった反面、どんどん就職の格差は広がっていくと思います。
なぜなら、「スクリーニング」が容易になるからです。
スクリーニングとは
スクリーニングとは、簡単にいうと「足切り」のことです。
今時の会社で「学歴」とかで判断している会社なんてあるのかよ!?と思う学生さん何かがいると思いますが、
学歴、社歴、資格での足切りというのは普通に存在しています。人材の会社に転職したので確実です笑
ただ、履歴書が手書きだとこのスクリーニングをするときにいちいち確認する必要があるので、たまにこのスクリーニングをすり抜けて来る人っているんですよね。
- 自社についてよく考えている
- やる気がありそう
- 面白い経験をしている
みたいな感じで、学歴とかにアドバンテージがなくても、面接は進めちゃうみたいな事って結構合ったんですよね。
履歴書が手書きでなくなるということは、このスクリーニングがすっごい簡単になるということです。
例を書くと、
応募者のデータの中から、国立大学を卒業していて、社歴が3社以下で、30歳で、スペイン語が話せて、○○の業務経験がある
みたいな感じでデータを絞り出すことが非常に簡単になるということです。
となると、この手書きの履歴書で有利になる、少なくとも面接まで進むことができる人の像がどんどん見えてきます。
この電子化で有利な人
…高学歴、経験豊富、書くことが一杯ある人
この電子化で不利な人
…低学歴、人柄勝負、みたいな人
こんな感じでしょうか。
まあ、努力をしている人にとっては、チャンスが広がっていく時代、そうでない人にとっては足切りのされやすくなってしまう時代ということでしょうか。
最後に
確かに履歴書が手書きじゃなくなったらすっごい楽だと思います。
ただ、自分の経歴を振り返って、ちゃんとアピール出来る経験が出来ているかどうかという事はシビアに振り返る必要はあるでしょう。
がんばりましょう!
おわり