「クレイジージャーニー」の神回二十選・第二弾※5エピソードずつ紹介します!
TBSのクレイジージャーニーのおすすめエピソードを20個紹介する第二弾。
クレイジージャーニーとは、
『クレイジージャーニー』(英: CRAZY JOURNEY)は、TBS系列で2015年4月17日(16日深夜)から木曜版『テッペン!』枠)で放送されている紀行バラエティ番組である。紀行バラエティ番組である。
世界を巡る狂気の旅人(クレイジージャーニー)をスタジオに招き、体験を語ってもらったり、番組スタッフと同行ロケをする。
冒険家、ジャーナリスト、写真家、作家、経営者などさまざまな職業の人物が「クレイジージャーニー」として登場する。故人を取り上げることもある[1]。
(Wikipedia)
こんな感じのテレビ番組です。
ちなみに複数回出演されている方はその中でも特に僕が好きなエピソードだけを抜粋しています。
自分で書いていて改めて思いますが、神回ばっかりですよね!僕も最初5つ紹介しようとしたのですが、削れずにあれもあれもと考えていたら、どんどん増えてしまいました。早速第二弾いきましょう!
「クレイジージャーニー」の神回二十選・第二弾
5.超過酷&神秘の絶景アラスカの大自然に住み込む写真家
写真家の松本紀生さんの回。アラスカの魅力にとりつかれた松本さんは、1年の半分以上をアラスカで一人で過ごし、その生活をなんと20年以上続けているという強者。こういう感じで書くと非常にごつい人を想像するかもしれませんが、かなり飄々とした感じの人です。
そんな松本さんは-40℃の世界で50日間も一人でキャンプをしながら、アラスカの大自然を写真に収めています。キャンプと書きましたが、テントではなく雪で作った「かまくら」の中に住みながら、50日暮らすのはクレイジー!一人で過ごすだけで50日過ごすのでも結構しんどそうですが、アラスカの極寒で50日を過ごすのは、本当に好きじゃないとできないでしょう!
ただ、そんな中で撮影をしたオーロラの写真や、遭遇する野生動物の姿などは感動すること間違いなしです!おそらく世界中で松本さんしか撮影できません!赤いオーロラがあることを僕はこの番組で初めて知りました!
ちなみに松本さん、1年の大半アラスカで過ごすのにもかかわらず、既婚者!!理解のある奥さんで羨ましいです!
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松本紀生 インプレス 2017-12-08
6.リヤカーを引いて地球47,000kmを歩きたおした男
永瀬忠志さんはちょっと他のクレイジージャーニー達とは雰囲気が違います。他のジャーニーは探究心などがあって、目的があって旅をしていますが、彼はただ、「荷物が多く積めるから」という理由でリヤカーを引いてただ、歩くだけ。他の人みたいに「○○が好きでやってます!」とか、「○○が目標です!」みたいな感じではありません。
本人も「なぜやっているかよくわからない、何が面白いかよくわからない。早く帰りたい」みたいな感じのおじさん。
ただ、総移動距離が半端じゃないです。47000キロをリアカーを引きながら歩いてるんですこのおじさん!現地の地図だけを頼りに、
- 日本徒歩縦断
- オーストラリア大陸横断
- アフリカ大陸横断
- アマゾン徒歩縦断
- サハラ砂漠縦断
- モンゴル縦断
といった感じで、普通に車や電車で移動するだけでもヤバそうな道を200キロ近いリヤカーを引きながら歩いて移動する、しかも愚痴りながら笑、ほんとクレイジーです笑
道中のエピソードをいろいろ紹介してくれるのですが、どれも「そんなことありえる!?」というエピソードばかりです、まあ、普通の人はリアカー引きながら歩いてサハラ砂漠とかジャングルを歩いたりしませんからね笑
このエピソードはテレビの有名な賞も受賞したらしく、必見です!
リヤカーマン アンデスを越える―アタカマ砂漠、アンデス山脈越え1000キロ徒歩横断
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永瀬 忠志 日本経済新聞出版社 2008-02-01
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永瀬 忠志 少年写真新聞社 2016-11-15
7.「奇界遺産」×「地獄の入り口」超絶したその光景とは?
カメラマン佐藤健寿さんのエピソード。
佐藤さんは普通の風景ではなく、世界中にある奇妙な光景ばかり撮影をしているカメラマンです。写真集が最近人気で、ひょっとしたら本屋さんでこの表紙の本を見たことある人もいるかもしれません。
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佐藤 健寿 エクスナレッジ 2010-01-20
佐藤さんは番組出演回数も丸山ゴンザレスさんに並びトップですので、他のエピソードも面白いのですが、佐藤さんがエチオピアに訪問をするエピソードを紹介。
「人類が住める最も暑い場所にある奇妙な光景」や「地獄の入り口と言われる火山口」「ハイエナと戯れる謎の男」「一人で岩を削って教会を作る老人」など、ドラクエのような世界を見ることができます!
ちなみに佐藤さんは、X51.ORGというオカルトサイトの運営者としても知られています!、このサイトも奇妙な情報いっぱいですよー!
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佐藤 健寿 エクスナレッジ 2014-03-25
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佐藤健寿 朝日新聞出版 2017-05-19
さらにちなみにですが、エチオピアは日本から以外と安く行くことができます。しかもエチオピア航空が香港からの直行便を出しているので、予定さえあえば、首都のアディスアベバまで、10万円切ったりします。僕もいつか行ってみようと思います!
8.麻薬密造地帯「アヘン王国」
この回もかなりヘビー!このエピソードに出てくるノンフィクション作家の高野秀行さんも超絶クレイジー。
辺境に魅せられた高野さんは、大学生時代にインターネットもLCCもない時代にコンゴの奥地に幻の珍獣ムベンベを探しに行って以来、世界中の辺境に自ら出向き、現地の人たちと生活をして、その経験を作品として発表されている方です。
このエピソードは1980年~1990年代にアヘンの世界最大の密造地帯であった、タイ・ラオス・ミャンマーを結んだ「ゴールデントライアングル」と呼ばれる地帯の中で、アヘン生産の大部分を担っていた「ワ州」と呼ばれる場所に7ヶ月単身で潜入取材をしていた時のエピソード。
高野さんは約2年かけて人脈を作り、ゲリラのアジトに潜入。そのアジトに通い詰めつつミャンマー語を習うふりをしてゲリラの人たちと仲良くなり、信頼関係を構築。
ゲリラの人たちと一緒に身分証明書を偽装して、中国経由で麻薬密造地帯に潜入しながら、7ヶ月間、一緒にアヘンを栽培しながら暮らしていたというクレイジーな人です。
実際に現地に潜入して、現地の人たちと実際に生活をして、住んでいる人たちの生活をリアルに伝える高野さんのエピソードは刺激的ながら、現地の人たちの生活の営みが見えてくるので、とてもリアルで興味深いです!まさに実際に体験をした人でないとこれはできないですね!
高野さんの別エピソード
- 歴史に埋もれた幻の「西南シルクロード」に潜入
- 高野秀行が熱狂する「謎のアジア納豆」とは?
- 謎の国ソマリアを巡る辺境旅
も、めちゃくちゃ面白いです!
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高野 秀行 集英社 2007-03-01
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高野 秀行 講談社 2009-11-13
9.国内外1000以上の未踏洞窟を探検した洞窟探検家
洞窟探検家の吉田勝次さんのエピソード。
最近ケービングというアクティビティーがあったりするので、正直大きな洞窟に入ると思っていましたが、おそらくみなさんが思っている何倍も小さい洞窟の中に、どんどん入っていくんですよね。
地図もGPSも使えず、体が挟まってしまう「隙間」のような空間にガンガン潜入していく様子はギャグかと思います笑
その他にも
- 途中で崩落にあって肩を骨折したり
- いきなり水が出てきて溺死しそうになったり
- 匍匐前進で3キロ以上進んだり
- 洞窟内で2週間以上過ごしたり
- 洞窟の中で発熱したり
- 体が挟まって動けなくなったり
- 縦型の洞窟から落ちたり
など何度も危険にあっているのにもかかわらず、「人類未踏の地に行くのが楽しい」「なんでこんな面白いことをやらないのか分からない」というのが何ともクレイジーです!
閉所恐怖症の人には確実に見れないようなVTRのオンパレードですよー!!
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吉田 勝次 扶桑社 2017-01-08
10.ブラジルのスラム街「ファベーラ」でギャングを撮影
ブラジルのファベーラというスラム街に住んでいるカメラマンの伊藤大輔さんのエピソード。
ファベーラをご存知ない方に説明すると、ブラジルにあるリオデジャネイロなどの都市にあるスラム街の名称。僕のブラジルに行った時に見ましたが、山に沿って勝手に家が建てられているような場所です。
映画「シティオブゴッド」で有名になったので、興味のある人は見てみてください。簡単に言うと西成区の2万倍ぐらい危ないところです。
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アレッシャンドレ・ロドリゲス (C)O2FilmescurtosLtda.andHankLevinefilmGmbH2002. 2015-11-15
そんな場所で生活をする伊藤さんは、ファベーラに日本人の奥さんと子供3人で住んでいる伊藤さん。ファベーラが持つ危険で魅力にひかれて、ファベーラで暮らしているらしいです。
メキシコに留学していた僕からしてみればそれだけで十分クレイジー。
このエピソードでもスタッフが撮影できる部分が極端に少なく、番組ディレクターもかなり危険な状況の中で撮影していることがわかります。そんな状況の中、ポルトガル語でギャングに指示を出し、少ない時間で写真を撮る伊藤さんはマジでクレイジー。。見てるこっちも手に汗握る展開。
リアルなファベーラの中の様子や、ファベーラでの生活がうかがえる非常に興味深く、
やらせばっかりのテレビ番組の中、これは非常にリアルで、ディレクターの覚悟が伝わってくるエピソードでした!
最後に
前回のものと合わせて10エピソードほど紹介しましたが、まだまだ印象の残る回があるので、まだまだ頑張って紹介します!
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松本人志 よしもとミュージックエンタテインメント 2016-01-27