国籍もライフスタイルに合わせて変える時代がくるかも。
国籍はある一定の手続きを経れば、変更することができます。国籍は、「会社」「学校」などの肩書きにすぎません。
「自分の求めるものに応じて国籍を変更することが将来的には一般的になる」
それを強く意識したのは、大学生でメキシコに留学したときの2つの出来事からでした。
メキシコの大学生たち
僕は大学生の時にメキシコのラスアメリカス大学に通っていました。メキシコの私立の大学だったので、お金持ちが集まる大学だったのですが、彼らは一様に海外での就職を望んでいました。
理由は1つ。生活の条件がメキシコよりも他の先進国の方がいいからです。そりゃそうですよね。。。麻薬戦争にびくびくする事もなければ、給料もいいのですから。
自らの送りたいライフスタイルに合わせて、国籍を変更することを本気で検討している同年代の学生達に僕はけっこうショックをうけました。
飛行機で隣になったおじさん
メキシコから日本にかえる飛行機の中で、日本人のおじさんと席が隣同士になりました。
普通に日本人だったのですが、よくよく話を聞いてみると、アメリカの会社で働いていて、イミグレを通過するときの手続きが楽になるので、国籍をアメリカに変更したとのことでした。
結構簡単な理由で変えちゃうんだなとびっくりすると同時に、国籍を重く考える必要はなく、自分が求めるライフスタイルに合わせて変えちゃってもいいんだなと考えた出来事でした。
自分の求める給料、ライフスタイル等々で転職をする人は多いと思います。
昔は入社をしたら、定年までその会社で働くという考え方が主流でしたが、現在は転職をすることが比較的一般的になっています。
世の中がもっと流動的になれば、自分のライフスタイルに応じて国籍をコロコロ変える人がでてくるんじゃないかと思います。
そうなったときの為に普段からどの国に住むのか、どの国のパスポートを持つのか、ということを真剣に検討したいと思います。