表のアテネと裏のアテネ
アテネに行ってきました。
経済破綻が叫ばれるアテネの街並みはとてもイメージしているヨーロッパのそれではなく、いわゆる「観光地」を一歩抜けると危険な雰囲気でした。
一方「観光地」と呼ばれる古くからの遺跡には世界中から観光客が押し寄せ、前に進むのもやっと。
ヨーロッパの表と裏が見える滞在となりました。
危険な香りのするアテネの街並みと、対照的な観光地
ギリシャに滞在したことのない人がイメージするアテネは下記のような感じだと思います。
裏のアテネ
アテネには裏があります。個人的には表よりもだいぶ裏の方が多い印象でした。中にはギリシャ人が住むのを放棄して、現在は不法移民の巣窟になっている場所もあるとかないとか。
表のアテネは非常にヨーロッパを感じさせる場所でしたが、裏のアテネはグラフィティだらけで、ゴミの収集等々もあまりされてないような感じがしました。
グラフィティ溢れる通りや、ドラック常用者を思わせる千鳥足の浮浪者など、イメージするヨーロッパに似つかわしくない光景が、中心地シンタグマ広場からわずか10分程度の場所に広がっている光景をみると、経済の不安がもたらすインパクトを感じずにはいられませんでした。
アテネで感じるヨーロッパの表と裏。
皆様もぜひアテネを訪れた際は、表だけではなく、ぜひ裏のアテネも堪能してみてください。