「伝記」は「足るを知る」ために読むものだと思った
よく経営者みたいな人達は伝記を読んでいます。
僕も読書が好きでいろいろな人の伝記を読みました。
- ソフトバンクの孫正義さん
- アップルのスティーブジョブズさん
- サイバーの藤田晋さん
- ライブドアの堀江貴文さん
などなど、経営者の人生を描いた伝記は非常に多いです。
それを読んで勇気づけられる人も多いのではないでしょうか。
ただ、僕はちょっとその経過に異論を持ってます。
伝記は「足るを知るため」に読むものだと思っています。
「伝記」は「足るを知る」ために読むものだと思う。
波瀾万丈な人生
経営者の生涯は、波瀾万丈です。
貧困を過ごした幼少期。
壮絶ないじめを受けた少年時代。
死ぬ寸前まで働いた新人時代。
若くして世間を敵にまわしたとまで言われる社長時代。
赤字が続いて自殺を考える日々。
こんなストーリーが経営者の伝記を読むとどんどん出てきます。
映画か!みたいなものもどんどん出てきます。
大成功の裏側にはこんなストーリーがあるのかと圧倒されてしまいます。
その体験、自分は出来ますか。
そんな体験を見て自分を鼓舞したり、自分の状況と比較して勇気をもらったりする事も多いと思います。
この人がこうだから自分も出来る!
自分もこうなりたい!
こうやって考える人は多いのではないでしょうか?
ただ、一度立ち止まって考えてほしいのですが。
「成功に至るまでの苦難の体験、自分は出来ますか」
僕はできないなーと思っちゃいました。
おそらくこんな体験をしたら、壊れちゃいます。おそらく99.9%の人は壊れると思います。
この経験はできないな。。と思ったら、しっかり地に足をつけて歩んでいこう。
ここまでの経験はとても出来ないと思ったら、地に足をつけてやっていくのがベストだと思います。
伝記はその人の追体験が出来ます。
おそらく99.9%の人にとっては体験したら死んでしまうぐらいの経験です。
ですのでその体験を追体験して、自分を戒め、「この経験は自分にはできないな」と思ったら、同じような経験をたどってはいけないんじゃないかなあと思ってます。
このように自分は生きていく事はできない。そう腹をくくって、今有る環境で精一杯努力することがいいのではないでしょうか。
最後に
伝記を見てやる気になる人はいますが、まずは、
これは真似できないな!と実力の差を感じてみて自分の出来る事からやってみてはいかがでしょうか。
終わり