転職エージェントはぞんざいに扱うな
転職活動を通じて、「人材紹介」を使用させていただきました。
自分でもいろいろ職を探していましたが、結局は人材紹介会社さんにオススメをされたところに決めました。
まあ、自分で探すものもベストだとおもうんですが、やっぱり人材紹介会社もいいなと思います。
ビジネスモデル的なところも含めて、ちょっと書いてみようと思います。
使用するメリット
人材紹介会社を使ったときのメリットは僕的に言うと3つです。
①条件のよい案件を紹介してもらいやすい。
人材紹介会社を使うと、普通のナビにのせるよりも高い料金がとられます。
ですが、そこまでしてでも優秀な人材を欲しがっている企業が多いのです。
ただ、条件の良い求人をナビにのせてしまうと、恐ろしいほどの数の募集が来てしまいます。
手間等々を考えたとしても、人材紹介を使用したほうがいい場合があるのです。
ですので、案件も比較的好条件のものが多い気がしました。
②年収交渉とかをしてもらえる。
転職活動をするときに結構めんどくさいのが、年収交渉です。
「実はもっと欲しい」というときもあるんですが、やはり企業側の方がそこに関しては強気にでることが多いです。
「人材紹介」を利用すると、年収交渉をやってもらえるので、そこはめんどくさがりの僕でも非常に良かったなと思います。
ぶっちゃけあんまり年収とか考えた事はありませんでしたが、前職よりも100万円ぐらい上がったので良かったなというところです。
③自分の潜在的なニーズを汲み取って、別角度の提案をしてもらえる。
これはエージェントに依存をしてしまうのですが、いいエージェントさんに当たれば、かなりガッツリと話を聞いてもらえます。
その中で「転職を通じて本当は何を叶えたいのか」という潜在的なニーズを汲み取っていただくと、結構すっきりします。
僕も前職はベンチャー企業で、労働時間などはそこまで気にならないタイプかなとか思っていたのですが、話をしていくうちに
プライベートと仕事のバランスが取れた生活も必要としているのかなとおもいましたし、
人を大切にしてくれる企業
など、今まで考えた事のないキーワードが色々出てきました。
この辺りの「潜在ニーズ」というのは本人も気づいていない場合が多いので、この辺りに関してのアドバイスをくれたりもします。
という感じで、人材紹介会社はちゃんとしたエージェントに当たれば確実に使用するメリットが有ると思います。
基本的に無料なので。。こっちのリスクないですしね。
次にどういうお金の流れになっているかを見てみましょう。
1、基本的なモデル
まず、「人材紹介サービス」の基本的な仕組みから見ていきましょう。
人材紹介サービスというのは、
仕事を探している企業と求職者を結ぶサービスです。
人材紹介エージェントは企業に求職者の紹介をして、その人の年収の30%ぐらいを仲介手数料としてもらう、というビジネスモデルです。
まあ、不動産仲介業と同じく、「仲介ビジネス」です。
ただ、他の仲介ビジネスとは違って、「求職者が内定をもらったらお金が動く」というところがポイントです。
人材紹介会社を使うメリットと基本的なお金の流れをちょっと書いてみましたが、上記のことから人材紹介エージェントとの上手な付き合い方が分かってくると思います。
自分は優秀な人材ということをアピールする必要がある。
ほとんどの人が「行ったら仕事を紹介してくれる場所」ぐらいの気持ちで行っていることがほとんどですが、先ほどの人材紹介のビジネスモデルで書いたように、「求職者が企業から内定をもらえたらお金が動く」なおかつ、「企業側も高い料金を払っていて、それなりに期待値が高い」ので、
「優秀で内定をちゃんと取れそうな人を企業に紹介したい」
という力学が働きます。
気を抜いて面談とかに行く方がほとんどですが、ちゃんと仕組みをしった上で、アピールすることがいい仕事を紹介していただけるポイントだと思います。
また、ぞんざいに扱うというのも辞めたほうがいいと思います。理由は書かなくてもわかるでしょう。
最後に
まあ、ベースを知れば自ずとどんな感じでサービスを使えばいいかが分かってくると思います。
いい仕事を探している人は是非使ってみてください。