転職ナビを使って転職活動をする時に気をつけたい4つのこと
皆さんんは就職活動をどのようにしましたか?
おそらくほとんどの人は、リクナビ、マイナビなどのナビに登録をして就職活動を進めたという人がほとんどではないでしょうか。
おそらくその流れから転職活動もナビに登録をして進めるという人も多いのではないでしょうか。
僕は転職をしてから、企業側の担当者さんの採用活動を助けるという立場になったので、「ナビの裏側」を見れることになったのですが、結構ナビってよくできています。
ナビの裏側を見ることでわかってきたこともあるので、共有しようと思います。
転職ナビを使って転職活動をする時に気をつけたい4つのこと
一つの企業にたくさん応募するのは、何の意味もない。
おそらくその企業に対してやる気をアピールしようという思惑だとおもうのですが、一つの企業の求人に対して何回も応募する人がいます。
応募している本人からすれば、
- 「応募してくる人数が多いから、僕の求人が埋もれてしまっているに違いない」
- 「何度も送れば、企業担当者さんも誠意を認めてくれるはず」
- 「たくさん送っていれば、ひょっとしたらどれかが引っかかって書類選考通過するかも」
とか考えていると思うのですが、正直そのアクションには何の意味もないです。努力の方向性を間違っているので、やめましょう。時間の無駄です。
ナビには、「重複応募」を表示してくれる機能があり、どの人がたくさん応募しているかを企業の担当者は簡単に見ることができます。
ナビで見たときの評価についてもその時に確認をすることができるので、直近で書類選考を通過していなければ、「あ、この落ちた人また応募してきてんな」となり、おそらくプロフィールを見ることもしないでしょう。
自分が登録しているナビから、残念なお知らせが来た場合は、その求人に固執することなく次の求人を探しに行きましょう。
スクリーニングに引っかからないようにエントリーデータはきちんと書こう
ナビを使っている企業にはたくさんの応募がきます。
そこで企業さんはある程度「足切り」をします。
例えば、
- 年齢35歳以上の人は書類で落とす
- 経験者数が3社以上ある人は書類で落とす
みたいな感じでしょうか。
応募が少ない企業さんはそこまで足切りとかないのですが、人気企業になるとそうしなければ大量にくる応募をさばききれません。
中にはやる気のある人物を見極めるために、志望動機を200文字以上書いているみたいな感じで機械的にさばいている場合もあります。
ナビ応募の場合は機械的にさばいている場合が多いので、データはちゃんと記載をすることが必要です。変なところで足切りに引っかかってしまってはもったいないですからね。
逆に言うと、
- 同世代と比べて経験者数が多い
- 年齢がちょっと高め
など、企業の足切りに引っかかりそうだなと思うのであれば、ナビは使うべきではありません。
ナビ以外のルートをつかい、スキル等々をアピールできるような転職活動を行いましょう。
履歴書とかのデータを送ってもほとんど見てくれない
ナビ応募の段階で、
手書きの履歴書のデータなどを直接送ってくる応募者がいるのですが、ほとんどの場合は読まれません。
応募をしている本人は
「やる気をアピールしている」
「他の応募者と差別化」
とか考えているのかもしれませんが、企業担当者からすると
- イレギュラーな対応が増える
- 「履歴書」という個人情報で後々問題になる可能性があるな
など結構迷惑です。個人情報書類の処分とか結構デリケートですからね。
基本はデータをナビの画面上などで一元管理をしているので、こんな感じのイレギュラーな対応はやめましょう。
書類を送ったところで迷惑なだけですし、企業担当者様からも嫌われます。
自動返信メールに返信をしない
自動返信メールに律儀に返信をしてくる方がいらっしゃるんですが、企業の担当者様は結構迷惑がっています。
なぜかというと、処理をするメールの件数が増えてしまうからです。
応募をしている本人は
- 真面目さをアピールする
- 差別化をする
みたいに考えていると思いますが、あんまり意味はありません。
自動返信メールはシステムで自動的に飛んでいるだけですので、これに返信をすることによって、企業担当者は、「メールを確認する」という一手間がかかってしまうんですよね。
あんまり意味はないので、自動返信メールには返信をしないであげてください。
最後に
転職ナビで転職をするときの注意点を書いてみました。
結構やっちゃう人も多いと思うのですが、はっきりいって意味がなかったり、良かれと思ってやっていることでも企業の担当者にとっては結構面倒だったりします。
意外と自分が知らないところで評価が下がっていたりするので、転職ナビを使用する場合は上記のことに気をつけて転職活動を進めてみてください。
終わり