「シン・ゴジラ」みました。いやー!いい!ゴジラの再定義です!
最近話題の「シンゴジラ」みてきました。
絶賛しているレビューが多く、とても期待して見に行きましたが、見事に期待を裏切らない出来でした!
ネタバレはないので、見に行っていない方はぜひ読んでみてください!
「シン・ゴジラ」みました。いやー!いい!ゴジラの再定義です!
僕がシンゴジラがいいと思ったポイント
①怖い
まずなにより怖いです。
「ゴジラなんて、子供がみるもんだろ??」と思っている人も多いとおもいます。
この映画はあなたのそんな思いを完全に打ち砕いてくれます。
とにかく描写が怖いです。初代のゴジラは「原爆の恐怖」を具現化したものでしたが、このゴジラがあらわすものは「3.11」でしょうか。僕も映画を見ている中、何度も地震の時の映像がフラッシュバックしてきて、非常に強かったです。
音もリアルなんですよね。特に海上からゴジラが上陸してくるあたりは、津波の映像と音が思い出されます。
②リアル
庵野監督が、徹底的にリアルさにこだわっただけあって、もうどこを取っても徹底的にリアルです。
怪獣映画というよりは、ある種の「ドキュメンタリー映画」といった感じ。子供向けでは全くないです。
特に首相官邸での動き。東京に実際にゴジラが現れたら、どんな関係各所と調整をし、どんな人たちと会議をして、どんな意思決定をして、どんな法案を通さなけらばいけないのか、ということが嫌というほど出てきます。
国家存亡の危機に立った時にどんな命令系統、どんな指揮系統で物事が決定されるかをみることができます。いかに「想定外」に国のシステムが弱いか、そしてそんなシステムに運用されている国のもろさ。。めっちゃリアルです。
③今までのゴジラ像を完全に塗り替えた!
ゴジラは世界でポピュラーなキャラクターです。おそらくみなさんの中にも「ゴジラ像」というものがあると思います。
そのゴジラ像はおそらく完全に崩されることになるでしょう!
今までのゴジラ像を崩していくのって、難しかったと思います。それに果敢にチャレンジした庵野総監督にあっぱれです!
最後に
これはDVDではなく、映画館で見るべき映画だとおもいます。
ちゃんと音と映像を体験してみてください。絶対損はしませんよ。
終わり