高ストレスがかかる仕事で稼いだお金は身に付かない

たくさんお金を稼いでもなかなかお金がたまらない人がいる。
こういう人のたとえを僕らはよく聞いてきたと思います。
例えば、
悪銭身に付かず
とか
楽して稼いだ金は身に付かない
みたいな感じでしょうか。
いずれも「悪い事をして手に入れたお金はすぐに使ってしまうので身に付かない」「楽をして手に入れた金はありがたみが分からないのですぐに使ってしまう」という意味です。
自分の親やおじいちゃんおばあちゃんから言われた経験を持つ人も多いのではないでしょうか。
いずれも正しいと思いますが、僕はもう一つここに付け加えるのであれば、
高ストレスがかかる仕事で稼いだお金は身に付かない
だと思います。
高ストレスがかかる仕事で稼いだお金は身に付かない
僕は新卒時代、かなり苦労をしてお金を稼いでいたと思います。
同じ時期に社会人になった友達よりも確実に働いていたし、それなりにお金ももらっていたと思います。
ただ、正直身には付きませんでした。
なぜなら、
ストレス解消にかかるコストが高かったから
です。
最初に出した2つの言葉は、
「簡単に大金を手に入れた結果、金銭感覚が狂ってしまいお金が身に付かない」
という類いのものでしたが、この状態はちゃんとマネーリテラシーを養っていれば防げるものです。
ただ、ストレスを解消するためにかかる費用というのは案外馬鹿にならないと思っています。
これは僕の経験上ですが、ストレスのかかる仕事から得たお金というのはほぼ100%そのストレスを解消するために使われます。
僕の場合は飲み代や遊びといったあんまり次につながらない消費に消えました。
とはいえストレスを解消しなければ仕事を続けていく事はできません。
結果として、高ストレスを感じながらする仕事から得た収入というのは、身に付かないです。
僕は転職をしました。
以前よりも月額は減りましたが、ストレスも軽減されたので明らかに以前よりも出費が減っています。
稼ぐ額に注目するのもいいですが、その仕事で自分が感じるストレスに目を向けてみるとまた違った見方が出来ると思います。
高ストレスを感じながらする仕事よりも、ストレスを出来るだけなくすという観点で仕事を探してみてはいかがでしょうか。
終わり