マグリット展で感じた「持っている能力が平凡ならそれを掛け合わせろ!」

最近話題のマグリット展に行ってきました。

僕は絵の事は分からないのですが、不思議な感じの絵のオンパレードで、かなり面白い絵画展でした。

このマグリット展で僕が考えた事が、「掛け合せの重要性」です。

持っている能力が平凡ならそれを掛け合わせろ!

4月の5日に友達と行ってきました。

マグリットを知らない人の為に、ちょっとこの画家の事を紹介しておきましょう。

マグリットとは

マグリットは、20世紀美術のもっとも重要な運動の一つであるシュルレアリスムを代表する画家である。マグリットの作品においては事物の形象はきわめて明確に表現され、筆触をほとんど残さない古典的ともいえる描法で丁寧な仕上げがほどこされている。しかし、その画面に表現されているのは、空中に浮かぶ岩、鳥の形に切り抜かれた空、指の生えた靴といった不可思議なイメージであり、それらの絵に付けられた不可思議な題名ともども、絵の前に立つ者を戸惑わせ、考え込ませずにはいない。

(wikipedia)

まあ、簡単にいうとちょっと変わった不思議な絵を書くおじさんです。

 

有名どころでいくと、こんな感じの絵を書いています。

grandfamilybig

b0209886_10413614

kirinukibig

 

母親の影響で高校生ぐらいからマグリットという画家とその絵に関しては知っていたのですが、ピカソみたいなへんてこな絵ではなく(ピカソはちゃんとした絵もかけます)、スゴいうまいんだけど、どこか不思議という感じの絵がとても好きでした。

マグリットの人間性

マグリットはシュールレアリスムを代表する画家です。恐らく画家というと、「エキセントリックな言動や行動で周りを驚かす」「奇抜な格好をしている」といった感じで、どうしても「普通じゃない人」という印象をもってしまいがちです。ダリとか完全に上記に当てはまっていますね。マグリットも同じ感じの人なのかなと思って、Wikipediaを見てみるとマグリットは決して波瀾万丈な人生を送ったわけではなく、

 

マグリットの生涯は、波乱や奇行とは無縁の平凡なものであった。ブリュッセルでは客間、寝室、食堂、台所からなる、日本式に言えば3LDKのつつましいアパートに暮らし、幼なじみの妻と生涯連れ添い、ポメラニアン犬を飼い、待ち合わせの時間には遅れずに現われ、夜10時には就寝するという、どこまでも典型的な小市民であった。残されているマグリットの写真は、常にスーツにネクタイ姿で、実際にこの服装で絵を描いていたといい、「平凡な小市民」を意識して演じていたふしもある。彼は専用のアトリエは持たず、台所の片隅にイーゼルを立てて制作していたが、制作は手際がよく、服を汚したり床に絵具をこぼしたりすることは決してなかったという。

(wikipedia)

 

という感じで、わりとちゃんとした普通のおじさんだったようですね。決して人間や言動が注目される感じの人ではなく、ごくごく普通のおじさんだったようです。

マグリットの手法から学べる掛け合せの重要性

もちろん彼が絵が上手だったからというのも一つの理由だと思いますが、正直彼ぐらいの絵であればかなりの人がかけたのではないでしょうか。

ただ、そんな彼が用いていた手法が、「デペイズマン」と呼ばれる手法だそうです。

 

デペイズマンとは、

デペイズマン (dépaysement) とは、シュルレアリスムの手法の1つ。この言葉は、もともとは「異郷の地に送ること」というような意味であるが、意外な組み合わせをおこなうことによって、受け手を驚かせ、途方にくれさせるというものである。文学絵画で用いられる。

(wikipedia)

という感じらしいです。つまり有る物と有る物の意外な組み合わせをつくることによって、インパクトを与えるものみたいな感じでしょうか。

試しにマグリットの絵を見ながら考えてみましょう。

lagrandeguarreb

この場合でいくと、「紳士の顔」と「リンゴ」でしょうか。本来あの位置にリンゴはないはずなのですが、ないはずの場所にりんごがある事で、強烈な印象を与えています。

この絵はかなり印象にのこるのではないでしょうか?

 

ただ、もしこの絵にでてくる「紳士の顔」と「りんご」が別々に書かれていたらどうでしょうか?

恐らく、「紳士の顔」の絵も「りんご」の絵も特に印象に残る事はなかったでしょう。

 

僕は絵のことは分からないのであれですが、ある能力とある能力や、あるものとあるものを組み合わせる事によって、非常に印象にのこるものを生み出すという意味ではマグリットはスゴく優れた人だと思います。

持っている能力が平凡だったら、それを掛け合せよう

てな感じで、時に「掛け合せ」はとてつもなく大きな効果を発揮するということを、マグリットの絵から学ばせてもらいました。

確かに現代でも、掛け合わせる事によって注目を集めたものって存在しますよね。

 

ちょっと一時期注目された、「ギャル農業」とか、「食べるラー油」とかも意外な組み合わせによって、力を発揮したいい例だと思います。

多分自分の能力とかも掛け合わせたら、とんでもないものになったりすると思うんですね。

 

”掛け合わせられるものを増やす”と思って、なんでもやってみよう。

なので、一つの事をするのもいいんだけど、掛け合わせる物が増えると思って、いろいろな事を経験しておく方が人生楽しいと思います。

 

1つの能力を100にするのにはとても大変だけど、3つの能力をうまく掛け合わせることができれば、それぞれに5の能力しかなかったとしても、

5×5×5=125

になって、1つの能力を100にするよりも大きな成果を残す事ができますよね。

 

だから、掛け合わせられるものを増やすために、いろいろなことを経験することはすっごい大切なんじゃないかと考えたマグリット展でした。

 

おわりー